協会概要
名称:エコウェル協会
(英文名:ECOWEL Association)
エコウェル協会は従来の加熱燃料にアセチレンガスを用いたガス圧接工法に替わり、環境にやさしい天然ガスを用いた天然ガス圧接工法の普及により、地球環境負荷の低減による社会貢献を目的に、工法開発会社,圧接施工会社および学識経験者により2005年7月に設立しました。
現在、天然ガス圧接工法は「エコスピード工法」「エコウェル工法」の2つが開発され、同工法の普及のための活動を行っております。
1.ご挨拶
エコウェル協会会長
高知工科大学教授 中田 慎介
近年、サステナブルな社会の実現に向けて環境を意識した取り組みが強く求められる状況になっています。
建築分野においても省エネタイプの建物にすることはもちろん、建造時に使用されるエネルギー使用量そのものも可能な限り少なくしてCO2の排出量を減らす努力をしていくことが求められていると思います。
こういった状況のなかで、土木・建築工事に不可欠な鉄筋を接合する工事に用いられるガス圧接工法に画期的な方法が実用化されました。
ガス圧接による継手は鉄筋の接合方法の中でも大きな役割を果たしており、接合原理から考えて非常に優れた継手です。現在、ガス圧接にはアセチレンが用いられていますが、環境負荷の少ない天然ガスを加熱源として使うことにより、優れた継手品質に加えて環境にやさしいという特長を持った工法となりました。
この天然ガスを使うガス圧接工法を「エコウェル工法」と呼んでいますが、専用の自動制御装置を使うことで施工者の技量によるバラツキが少なくなるとともに、施工データが記録・保存されるためトレーサビリティを持った継手の品質管理が可能となります。
このようにいくつも優れた特長をもつ「エコウェル工法」が社会に認められ、広く普及して同時に施工者が容易に、設計で要求する性能を担保できるシステムを作り上げてゆくことを本協会は目指しています。
2.目的
エコウェル協会は天然ガス圧接「エコスピード工法」「エコウェル工法」の普及,技術の向上,並びにその健全なる発展を図ることを目的としています。
【 主な活動・事業 】
エコスピード工法、エコウェル工法について以下のことを行っております。
- 保全・維持活動
- 技術の改善
- 技能講習会の実施
- 知識の普及を図るための教育,並びに情報の提供
- 会員相互間の情報交換
- その他,本協会の目的に必要な事業
3.組織図
4.規約
5.役員一覧
6.会員一覧
7.入会のご案内
事務局へお問い合わせください。
8.事務局
〒105−0011
東京都港区芝公園2−4−1 芝パークビルB館6階
東京ガスケミカル株式会社内
電話 03−3432−0757
FAX 03−6402−1108